エロフィンを付けた場合、何が変わりますか?
フィンの有無によって変化するのはヒーター表面温度です。
例えば、同3W密度程度のヒーターで、
フィン無の場合、ヒーター表面温度は550°Cほどになりますが、
フィン有の場合はヒーター表面温度は340°C程度となります。
フィンを付ける目的は放熱量のアップではなく、
ヒーター表面を増やしてW密度を下げ、ヒーターの持ちをよくすることにあります。
これを踏まえて、ヒーターシースを太くするということは(同容量であれば)ヒーターの表面積を増やすことです。
(巻き付けるフィン材も単純に多くなりますので、これも表面積を増やすことにつながります)
ヒーター表面積が増えれば、ヒーターのW密度も下がり、より安全な(切れない)ヒーターとなります。
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